打ち込む

渾身の右を打ち込む練習。今日もフィニッシュブロー習得のための練習メニューだ。彼の弱点はあご。じゃっかん前にあごが出てるため狙いやすいってのが一つ。あとは面長の顔だから脳を揺らしてダメージを与えやすいっていうメリットがある。前にスパーリングした時は彼はあごに大きなニキビを作ってた。
練習だったからヘッドギアを付けていたがせり出したあごと弱点を伝えるマーカーのようなあごニキビによって僕は簡単に彼のあごに有効打を入れる事ができたんだ。
そのスパーでは僕の快勝で終わったのだがその後の試合の時、彼のあごからはニキビが消えていた。マーキングポイントがなくなった僕は彼のあごにヒットさせる事ができずに惜しくも判定で負けてしまったのだ。次の試合の時に彼があごニキビになっていれば良いがそんなに都合よくはいかないだろう…だからあごニキビをイメージして戦えるようにジムの方針もあって調整を始めた。その甲斐があってか今では誰をみてもあごにニキビがあるように見えるようになった。
僕はすでに勝ちを確信している。

あごニキビ改善